今日はすごい雨ですね。個人的には外に出るのに雨は嫌だけど家にこもってる時の雨は割と好きです。僕の周りには同じ意見の人結構多いです。これって休みの日に良い天気なのに出かけないともったいないって思うけど、雨なら外に出る選択肢がなくなるから気にせず楽しめるのかな?
まぁどっちにしろこんな日は家でのんびりするのが一番ですね。
さて、連日アーティストの紹介をしていますが今日もアーティスト。少し古い人達でThe Doors。
The Doors 65年から72年までの短い活動期間だったアメリカのバンドで、カリスマボーカルのジムモリソンが率いるインテリジェント溢れる独特なバンドです。ロサンゼルスのUCLAの映画科で出会ったレイマンザレクと結成されバンド活動をスタートさせていきます。
ちなみにこのUCLAの同級生には後の映画界の大御所監督フランシス・フォード・コッポラがいました。代表作はゴッドファーザー。アルパチーノやロバートデニーロの出世作ですね。さらに娘も有名な映画監督ソフィアコッポラなんだから驚きです。血は争えないってやつですね。さらに付け加えるとホワイトストライプスのMVの監督もソフィアコッポラが担当したことがあります。こうやってカルチャーって現代までちゃんと繋がって流れがあるので面白いです。
話をドアーズに戻すとライブ活動を始めるとほどなく人気が出始めてエレクトラレコードと契約し無事デビューを果たします。
この当時どんな音楽が流行っていたかというと3分程度の聞きやすい曲でポップな音楽が主流でしたがジムモリソンはあえて自分のアート性を押し出した10分以上の曲The Endなどをアルバムに収録させました。もちろんキャッチーな曲もありましたが当時としてはかなり革新的な試みだったともいます。
これが1stシングル
こちらがThe End。歌というより誌の朗読って感じの曲ですね。もともとバンド名も詩人の作品のタイトルから取られた物なのでこうゆう曲がジムモリソンの本質的なものなのだと思います。作詞にかんして哲学者や詩人からインスピレーションを受けてるだけありこの時代の他のバンドにはない知的な雰囲気を兼ね備えていた数少ないバンドです。僕自身ロサンゼルスには何回も行っていますが全員が全員ではありませんが基本的に暖かい場所のアメリカ人て陽気な人が多いのでこんなタイプのアーティストがいたこと自体中々の驚きです。
その後一気に全米中で人気が出るとジムモリソンは徐々に自分の置かれているスターの立場に嫌気がさしてきます。音楽のセールス自体は順調で2ndアルバムはもちろん3rdアルバムでは初のNo1を獲得します。
3rdアルバムよりToch Me
フラストレーションをため込んだジムモリソンがどうなるかというと、そうです。ドラッグとアルコールです。売れたミュージシャンの典型的な道を歩んだのです。デビュー当時は革パンがこんなに似合うセックスシンボルの一人だったのに
最後のアルバムがレコーディングされる頃にはここまで変わってしまいました。。右のすんごい髭がジムモリソンです。この時まだ20代なのですが風貌は40代ですね。。
最後のアルバムLA Womanの収録語バンド活動は休止して恋人とパリに移住したのですが一年もたたないうちに自宅のバスタブで死体として発見されたのです。一応ヘロインの過剰摂取ということになっていますが真相はいまだにわからないみたいです。この時ジムモリソン27歳です。そうです、27歳です。音楽系の話に詳しい人は分かると思うのですがカートコバーンをはじめジミヘンなど時代を代表するアーティストが27歳で数多く存在し27CLUBなどという名前が付いてるくらいなのです。まぁ時代背景とか色々あっての事とは思いますがあまりいい話ではないですね。。
その後音楽シーン的にはグラムロックが出てきたりツェッペリンの黄金期がきたりソウルミュージックなどの分野でも新しい音楽が出てきたりと移り変わっていきます。細かく書くともっといろいろあるのですが今日はここまで。
また明日更新します!それでは明日もよろしくどうぞ。
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